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kanpousan

Author:kanpousan
大学(薬学部)時代から、東洋医学や漢方薬に興味を持ち漢方研究会に1年時より在籍した。学生時代から学外研究会(創医会)で基礎を学び、大阪で実地治療を研鑽して、29年前に広島にて寺町漢方薬局を開局する。
漢方専門29年ですよ。けっこう、間違いだらけの漢方薬や薬草の知識をきちんと整理してみたいです。薬のことよりトレッキングことが多いかも。みなさんも良い山があったら教えてね。
 世の中、どの世界でもでしょうが、漢方薬の世界でもインチキ品や人が多いですから、だまされないように。

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腎不全に利尿剤?
ちょっと、困惑した事例。

 ついさきほど、スギナ茶を買いに来られたおばあさん。
 
 いつもなら、はいいくらでです。と言って売りますが。
 時間があり、お客さんがいなかったので、病気の話を聞いてしまった。

 すると、単なる腎臓病ではなく、腎不全の診断もあり。

    クレアチン2.4・・・正常値0.8まで
   
      しかも、腎不全でよき使われるクレメゾン(尿素吸着剤)
      を服用し、抗コレステロール剤も併用している。
 
 そこで、スギナの利尿作用を期待するより、抗腎機能不全効果のあ  るオウギを薦めた。症例などを話すも、別の生薬を薦めたのが良く
 なかったのか、副作用はあるか?薬袋に何もかいてないので、本
 で調べたいなど言い出す。

  このように始めに不信感を持たれると、必ずトラブルのもととなる
  ので、そのまま引き取ってもらった。

  親切心で薦めても、不信感を持たれるなら、はじめに言われたよう  スギナを売っておけば良かったにのかも。

             説明の掛け違えがときにはあるもので
 

 


テーマ:その他 - ジャンル:心と身体

未分類 | 19:01:16 | Trackback(0) | Comments(1)
中年のアレルギー性皮膚炎、特に顔面を主とした
最近、特に中年女性の顔面を主とする皮膚炎が多くみられます。

 子供時代にはほとんど、皮膚炎症状はなく。3年から5年くらい前に
 あるきっかけで、発症していることが多い。俗ににいうアトピーでは

 ないのではないかと思われます。

  診断名は、アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、慢性湿疹
  などがつけられているようです。まあ、漢方薬での治療には病名は

  参考ていどで、関係はありませんが。

  原因・きっかけは化粧品によるかぶれからからが多く、ピクニックに  いってそこで、草・ 虫での炎症などもあります。普通は初期の治療

  で一過性のもので、短期間で治るはずのものです。ステロイドのつ  けすぎで治りきらなくことがあるようです。




治療に対する漢方薬は

   皮炎湯(ひえんとう)、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)、梔子柏皮   湯(ししはくひとう)が適応になります。

 かなり、はっきりした痒みを伴った炎症や紅潮がある場合は

     皮炎湯の煎じ薬を内服し

      30%のモクタール軟膏    の組み合わせが

             今まで非常に有効でした。なかには1ヶ月で
             きれいになった例もあります。

  


テーマ:アトピー性皮膚炎 - ジャンル:心と身体

アトピー | 14:40:35 | Trackback(0) | Comments(1)
軟膏の思わぬ反応
軟膏によるアレルギー

 今日、なななんと漢方薬の軟膏で、めったにない症例が続けて2例も ありましたので、書いておこうと思います。

 例1)20歳代の独身女性、

     小児時代かのアトピーで、時々皮膚科加療していた。最近では
     皮膚科にて、ストロングとベリーストロングのステロイドのぬり      薬で炎症はおさまって来局した

     そこで、胃腸が弱いので、消化吸収能力を改善する目的で
     補中益気湯と顔面がやや紅潮状態が残っていたので、梔子柏     皮湯を併用して、紅潮部にタイツ軟膏を、乾燥部にヒルロイド
     ソフトとレスタミン軟膏の混合軟膏を塗布してもらう。


     すると、
タイツ軟膏を塗った数時間後にはかぶれたように
     塗った部分が浮腫状にアレルギー炎症がおきる。また、ヒルロ     イド混合軟膏も、炎症がおきた。
   
     すぐ、ステロイド軟こうにて、一時的に炎症を鎮めた。

 例2)やはり20代の女性

     やはり、ステロイド軟膏を長期につけていた
   
      アンテベート・ワセリン混合軟膏やダイヤコート

     10日まえに来局してときは、中程度の顔面を主たる場所
     とした炎症があり、試しとして、

       皮炎湯(煎じ薬)・・・・内服として
       タイツ軟膏・・・・・・・・乾燥部や痒い場所に
       30%モクタール軟膏・・・顔面によるのみ塗布する

     1週間後には顔面の炎症がかなり、見た目にも軽度に
     なったので、ヒルロイド・レスタミン軟膏の混合剤を乾燥
     部に新たに塗布することにした。

     すると、翌日から 
ヒルロイド・レスタミン軟膏を塗った部分
     が浮腫状に腫れ上がった。処置はステロイドを嫌うため、
     モクタール軟膏にて軽快しつつある。

 
 以上の例から、まず安全と思われる軟膏類でも、アレルギー傾向
 のある方には慎重をようすることが大事であるようです。

   かって、1例だけだが、ステロイドのキンダベート軟膏でアレル     ギー炎症が起きたことがあった。
     
    
    

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

未分類 | 17:59:16 | Trackback(1) | Comments(0)
低体温症と生理不順
22歳の学生。

3ヶ月前の相談者。常に身体がだるく、家にいるときはいつも横になった
いることが多い。ほとんど学校以外は外出はしないとのこと。

  本人の体格は一見、中肉・中背で顔色も悪くない。尿回数は1日
  5〜6回で夜間尿はなし。便通は2〜3日に1回で硬いとのこと。

  主訴は身体が冷える。倦怠感、生理不順2ヶ月1回で3日ほどし
  か生理がない。もちろん、食欲はあまりなく、普通分量を残すこ

  とが多い。

いろいろと生活の注文をしたいケースであったが、そこを我慢して、まず
漢方薬を飲んでもらうこと優先させた。

     まず、補気補血薬として、温経湯(うんけいとう)を考えたが、
     より軽い当帰芍薬散にコウジン末とブシ末を加えた処方を
  
     服用していただいた。
     すると服用40日で生理が5日もあった。 なんとなく暖冬の
     せいか、薬の効果か、冷える感覚が去年より楽になる。

漢方薬の効果を認識していただいたところで、今回から筋肉を刺激して熱産生量をあげる目的で、定期てきに運動(ウォーキングなど)して

もらうことにした。

     それから2ヶ月後には、生理が30日周期になり生理日数も6      日間、体温も初めて36℃になり、倦怠感もなくなった。

漢方薬と運動療法(それほどのものじゃないが)での併用での、効果絶大なものがありました。




テーマ:美容と健康 - ジャンル:心と身体

生理不順 | 18:08:54 | Trackback(0) | Comments(0)
固定蕁麻疹
最近、固定蕁麻疹ようの皮膚病の経験がありました。

 1)53歳の主婦、やや肥満体

    5年前からの全身の固定蕁麻疹。きっかけは不明
    現在、高血圧の治療中。
  
    ほぼ全身に、特に腹部が多い、5mmから1cmくらいの固定
    された蕁麻疹が多数ある。痒みはひどく、先端は掻いて破れ
    た、汁がでているものもある。

   そこで、蕁麻疹や吹き出物によく用いられる

     十味敗毒湯
(じゅうみはいどくとう)に連翹(れんぎょう)金銀花
     (キンギンカ)を加えた煎じ薬に防風通聖散を併用する

     2週間後には、服用前より良いとのことで、そのまま同じ
     薬を続けた。

     その後経過順調であったが、空家の掃除をして、顔面紅潮し      て、急激に悪化をみる。薬を皮炎湯(ひえんとう)に変える。

     途中途切れながら服用し1年後には上半身はほとんど発疹は     なくなった。

非常によく効いているのだが、本人がきちんと服用をしないので困った
症例です。ちなみに2週間分を1ヶ月かけて服用している状態




 2)これは最近の例です。20歳の女の学生。

     小学生のに時に遠足で、山へ行って草か虫かにかぶれたか
     噛まれたかして、下肢全体が水疱性の湿疹状態に、その時

     痒み止めを塗った程度で治るように思えたが、その後膝裏に      も、アトピ−様の湿疹もでき、皮膚科では最近までアトピー性

     皮膚炎として、治療していたが、全く変化がなく相談に

     みさせてもらうと、皮膚炎というより患部がやはり5mmくらい
     の大きさで盛り上がっており、皮膚炎より一見は吹き出物

     のような感じである。しかし吹き出物のように口は開かない。
     
       やはり十味敗毒湯
に金銀花・連翹・石膏を加えて、服用
       して、1ヶ月で瘢痕を残すのみぬなっている。

 アレルギーの皮膚病で漢方の内服薬が奏功することが多く、慢性に 経過したものに非常に有効であることが多い




テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

蕁麻疹 | 17:58:29 | Trackback(3) | Comments(0)
男性不妊症
男性不妊症

 男性の場合、不妊症というのか精子減少症というか、私にもよくわか りません。
 しかし、時におどろくほどの効果をあげることが漢方薬にもあります。

  35歳の会社員、長身・中肉の男性。
 はじめは奥さんが不妊のことで相談に見えられ、1ヶ月ほど漢方薬を 服用された。ご主人の検査をしていないとのことで、片手落ちなので、

 すぐ検査をしたところ。mlあたり2500万しかないとのことで、

  婦人科では、これでは自然妊娠は無理といわれた。その一方で奥  さんの検査は排卵やホルモン検査に異常はないとのこと。

  そこで、急遽ご主人に精子数の増強をねらって、漢方薬を飲んでも  らうことにした。

 薬用人参の精子数増加作用は以前からしられていて、とても煎じ薬  など飲めないことを踏まえて、薬用人参の中でも、作用の強い紅参 

 (こうじん)をドロドロのエキス剤をお湯にいれたり、あるいはそのまま なめてもらった。

 2ヶ月後の検査ではmlあたり3500万に増えていた。経過良好につ  きそのまま続け、さらに3ヶ月の検査でml 5000万の報告を受け

 た、その月にまでたく妊娠がわかった。

   以後転勤先の愛知県から無事出産の報告をうけた。


テーマ:不妊症 - ジャンル:心と身体

不妊症 | 18:17:00 | Trackback(0) | Comments(0)